こちらでは、調整前のピアノとその整調後のピアノをご紹介します。
音色の違いや鍵盤の上がる速度、深さなどを見て頂ければ幸いです。
ピアノは、長い歳月放置するだけで色々な変化をもたらします。
弾きこんでも色々なパーツの消耗などで、演奏がしにくいピアノに成ります。
一度、整調をキッチリとすると1年ぐらいでは、物凄い変化は起こりませんが
毎年、調律の度に調整していけばいつまでも演奏しやすいピアノを維持できます
弊社では、整調をして頂いたお客様には、毎年の調律の度に変化が起こっているパーツを無料で調整させて頂きますので、いつまでも同じタッチのピアノで演奏が出来ます。
(同時にビフォとアフターの演奏を流し聞き比べて頂ければ違いがわかりやすいです)
名張市~名張市 NIENDORF
この度は、弊社でリメイクをして頂きありがとうございました。
「NIENDORF」は1896年にヘルマンとカール・ニーンドルフがドイツの「Niendorf&Hemprich」にて製造しているピアノになります。
2018年には23人の従業員で年間約60台ものピアノを製造していました。
そのピアノを今回リメイクのご依頼があり、作業をさせてもらいました。
整調前では、鍵盤が通常よりも浅くなってしまっていて、打弦距離なども不揃いで非常に弾きにくく、まったく音が鳴らないピアノになっていました。
整調後では、鍵盤の深さもすべて揃え、打弦距離もしっかりと揃えることにより、f(フォルテ)などの強弱も迫力のあるきれいな音が出るようになりました。
奈良市~堺市 実家~お孫さんへ ヤマハ U3A #4092***
この度は、弊社でリメイクをして頂きありがとうございました。
今回はYAMAHA U3Aのリメイクをご依頼くださり、作業をさせてもらいました。
整調前では、まず音ですね。まるで戦前のラジオから流れてきそうな音色になってしまっていました。それと、全体的に鍵盤の戻りがあまりよくなく、音がところどころ抜けるところがあり、この状態での演奏は非常に大変でした。
整調後では、まずきれいな音になっています。ピアノがこの現代によみがえってきました。強弱p(ピアノ)からf(フォルテ)までしっかりと出るようになり、鍵盤も全鍵しっかりと戻ってくるようになりました。これならば、スローな曲からテンポの速い曲まですべての曲を網羅することが出来るでしょう。
現代によみがえったピアノ、これからも後世にまで残っていってもらいたいですね。
王寺町~王寺町 STEIN SCHWE12ER HU-200 #329**
この度は、弊社でリメイクをして頂きありがとうございました。
今回はショパン「革命のエチュード」を演奏させてもらいました。テンポが非常に速いこの曲を整調前に演奏させてもらいましたが、鍵盤が追い付いてこないところが多々あり、音抜けがたくさんありました。鍵盤も全体的に浅くなっているので、強弱をつけながら演奏するのが、困難な状態となっていました。
整調後では、タッチもすべて揃っており、全鍵盤しっかりと上がってくるようになったので、「革命のエチュード」でも「月光ソナタ 第3楽章」などでもどんとこい、みたいな感じですね。強弱もしっかりとつけられるようになりました。
これからも、ジャンル問わず幅広く演奏をしていってほしいですね。
奈良市~新築建て替え アトラス NA505 #5050***
この度は、弊社でリメイクをして頂きありがとうございました。
整調前の演奏では、まったく音の出ないピアノでした。非常に弾きずらくなっており、タッチの感覚や音が鳴る場所などもまばらになっており、生まれ変わるのが楽しみです。
整調後では、アトラスピアノらしいかわいらしい音になりました。タッチの感覚などもきれいに揃いました。非常に弾きやすいピアノになったのではないでしょうか。
このピアノの第2の人生が今、始まったのです。